バーフバリ シヴァガミについて
噂にきいてたバーフバリ、ついに鑑賞しました!
アクションのスケールがとにかくでかくて、音楽も迫力満点で久々にわくわくしながら映画を観ました。
とにかく父バーフのかっこよさ、強さ、カリスマ性!
あんな王様だったら世の中素晴らしいですね。
と、戦いにおけるアクションももちろん素晴らしかったのですが、映画内に確かに存在するカースト制が感じられたり、王とは何か、国を治めることの大変さなど色々思うことがありました。
特に、シヴァガミ
わたしは彼女から様々な物語を感じました。
シヴァガミは、国母と呼ばれていて、その宣誓は王不在の時から王が即位した後も何よりも強いものでした。
それゆえに、間違いがあってはならない。これが話の中で争いを呼んだのではないかと感じました。
彼女は、慈悲深く、バーフを王にしたことから先見の明や決断力、思慮深さが感じ取れます。
しかし、そんな聡明なシヴァガミにもやはりカースト制というのが根付いていて、下のものから言われた「知らないの?」の一言にかなりキレるという面がありました。
なんだかんだ言ってもシヴァガミも人間だもんなと感じたシーン。
間違いなんてない、私の決断は正しいと思っていなければ、一国を治めるなんて無理だと思います。
自分の決断で国の立場が危うくもなると考えたら!
しかも素早い決断がいつも求められる。
そんな中、いきなり知らん女が現れて知らないの?間違ってるわよなんて言われたらキレる!そんなのあたりまえだよな~
でも、ここで本当の間違いだったのは、自分でも言ってたけど、怒りが長引いてそのあともその怒りを引きずってそれに任せて決断してしまったことなんだろうな
最終的に自分の過ちを認めて命に代えて子バーフを守ったんだからやっぱり愛せるよ、シヴァガミ!
シヴァガミの国母になるまで、なった後の苦悩の物語を勝手に想像して泣けたので、作ってほしいです!